栽培

羽生愛菜プロジェクト

栽培し、分析し、開発する。
もっと生産者様に寄り添うために。

プロジェクトの目的

「羽生愛菜プロジェクト」を立ち上げ、2021年8月に埼玉県羽生市に自社農場を建設しました。ITやIoTの技術を取り入れ、きゅうりの収量をあげるための栽培方法や、良質なイチゴ・ミニトマトを育てるための「栽培システムの実証栽培」を行います。

タカミヤがアグリ事業に参入してから現在まで、一般生産者向けのパイプハウスから、高度環境制御システムを搭載した大型栽培施設まで、様々な施設の建設を通して多くのノウハウを蓄積してきました。
しかしながら私たちには栽培に携わった経験がありません。真剣に農業に取り組む方たちとお仕事をしていくには、私たち自身が農業を知らなければなりません。そこで実際の栽培を通して「農業」について学び、より生産者の視点に立った提案に活かしていきたいという考えのもと、自社農場を建設しました。

このプロジェクトで得た知見を蓄積し、現場作業の省力化やカイゼン活動、労務管理システムの導入など、ハード面だけでなくソフト面でも生産者様のお役に立てるハウスの開発に活かしていくとともに、それらすべてのノウハウをもとに、新規に栽培される生産者の皆様に栽培指導等の農場運営に関するサポートや販売先の開拓に関するサポートを実施してまいります。

実証栽培の内容

ハウス内環境のモニタリング

ITやIoTの技術としては、ハウス内環境の計測(センシング)を行い、得られたデータを蓄積および見える化(モニタリング)します。得られたデータを活用した各種設備の制御を行いマニュアル化する事で、長年の知見や勘に頼らなくても可能な農業を目指します。

省力化・省人化・カイゼン活動

栽培作業を行う作業者さんが、より少ない労力で安全・確実に作業ができるような省力機器や設備などの開発に取組みます。自社農場で試行を行い、自社工場で培ったカイゼン活動を通じて、生産者様にご提案できるものを創り出していきたいと考えています。

開発へのフィードバック

元々ユーザーの皆様から頂いた様々なニーズを製品開発にフィードバックできる事がタカミヤの開発・製造における強みです。

今までの建設用足場の製造で培った金属加工技術を用いて、より頑丈なハウス作りを進めていく取組に併せて、実証栽培で実際に作物を育てて得たノウハウや知見を活かし、生産者様の視点でより使いやすい施設の開発や提案作りを進めて参ります。

株式会社タカミヤの愛菜 羽生農場

実際に栽培を行う会社として「株式会社タカミヤの愛菜」を2021年に設立

羽生農場 施設情報

農作物の収量と品質を向上させることができる新製品ハウス「G-Castle Neo48」「G-Castle ProⅠ」を自社栽培施設として建設し、実証栽培を行っています。

所在地埼玉県羽生市大字日野手新田字清右ヱ門 130-1
施設面積29,716 m²
ハウス形式1期 「G-Castle Neo48」
2期 「G-Castle ProⅠ」
栽培品目きゅうり・ミニトマト・いちご
竣工1期 2021年8月
2期 2022年4月

「タカミヤの愛菜」で活躍する農業用ハウス

G-Castle Neo48

丸屋根型ハウス

屋根のアーチに48.6Φ鋼管を使用した 丸形ハウス

G-Castle ProⅠ

日本型大型モデルハウス仕様

施設園芸協会 日本型大型(1ha)モデルハウス仕様

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